DPC※1とは、最も治療を行った病名と手術や処置の内容等を考慮した上で、患者さん一人一人の診療に応じた１日当たりの定額医療費を算出する包括評価方式です。従来の出来高方式と違い包括部分と出来高部分を合算することとなります。（下図参照）

※1 DPC=Diagnosis Procedure Combination:診断群分類

入院医療費＝包括評価※2×入院日数×医療機関別係数※3＋出来高評価

※2 包括評価とは入院基本料・投薬・注射・検査等をまとめて何点とするように
　 いくつかの治療行為をまとめて点数化した算定方法

※3 医療期間別係数は厚生労働省より与えられた病院ごとの評価係数

計算方法が変更となっても医療サービスや高額医療費の取り扱いはこれまで通りです。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

• DPCは、最も治療を行なった病名に応じた請求金額が設定されているため、入院中に病名が変更になった場合、翌月及び退院時に変更に応じた過不足金をご精算いただくことがございます。
• 病名や保険種別によっては、従来どおりの出来高方式での計算になる場合がございます。
  (事故・労災・自由診療・その他)
• 入院中の他院への受診は原則的にできない事となっております。