この集計は当院に入院し、DPC対象となった退院患者の医療資源を最も投入した
傷病名によるものです。
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | - | - | 43 | 27 | 46 | 70 | 178 | 315 | 510 | 321 |
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２ なし | 11 | 23.27 | 20.51 | 9.09 | 83.64 | |
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ あり | - | - | 2.66 | - | - | |
| 161070xxxxx00x | 薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし | - | - | 3.81 | - | - | |
| 060335xx99x00x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし | - | - | 10.97 | - | - | |
入院に関しては、一般的な内科疾患による誤嚥性肺炎をはじめとする多種多様な患者さんを対象としています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 141 | 62.96 | 25.09 | 19.15 | 86.58 | |
| 160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 手術・処置等２ なし | 84 | 50.64 | 18.81 | 8.33 | 80.54 | |
| 160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等２-なし | 24 | 58.33 | 19.06 | 8.33 | 78.67 | |
| 160800xx99xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 手術なし 手術・処置等２ なし | 22 | 51.32 | 15.20 | 22.73 | 82.41 | |
| 160820xx99xxxx | 膝関節周辺の骨折・脱臼 手術なし | 16 | 63.00 | 18.70 | 6.25 | 83.75 |
転倒などによる圧迫骨折、大腿部頚部骨折の患者さんが多数搬送されてます。圧迫骨折に対しては保存的加療にてリハビリテーションが主になり、
大腿骨骨折に対しては約90％以上の患者さんが手術を希望されて、術後は在宅や施設に戻るためのリハビリが必要な場合には、
回復期・包括ケアに移りリハビリテーションを続けながら退院支援・調整を行っているため平均在院日数が長くなる傾向にあります。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
大腿骨骨折に対しては約90％以上の患者さんが手術を希望されて、術後は在宅や施設に戻るためのリハビリが必要な場合には、
回復期・包括ケアに移りリハビリテーションを続けながら退院支援・調整を行っているため平均在院日数が長くなる傾向にあります。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
脳神経内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010060x0990201 | 脳梗塞（脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２ ２あり 定義副傷病-なし ＲａｎｋｉｎＳｃａｌｅ０、１又は２ | 10 | 84.80 | 15.66 | 10.00 | 72.20 | |
| 010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし | 10 | 35.10 | 7.48 | 20.00 | 79.10 | |
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２ なし | 10 | 28.70 | 20.51 | 30.00 | 88.40 | |
| 010060x0990200 | 脳梗塞（脳卒中発症４日目以降又は無症候性かつＪＣＳ１０未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ ２あり 定義副傷病なし ＲａｎｋｉｎＳｃａｌｅ３、４又は５ | - | - | 19.87 | - | - | |
| 030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | - | - | 4.94 | - | - |
脳神経内科では脳卒中の回復期リハビリテーションが必要な方を急性期病院から数多く受け入れています。
また高度な治療を要しない急性期脳梗塞、てんかん、めまいの入院が多くなっています。
適切な再発予防の方針を立て、地域の先生方と連携をはかること、地域のニーズに速やかに対応することを心がけています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
また高度な治療を要しない急性期脳梗塞、てんかん、めまいの入院が多くなっています。
適切な再発予防の方針を立て、地域の先生方と連携をはかること、地域のニーズに速やかに対応することを心がけています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病なし | 17 | 20.35 | 17.23 | 0.00 | 84.35 | |
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２ なし | 13 | 23.85 | 20.51 | 0.00 | 86.00 | |
| 0400800499x00x | 肺炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし | - | - | 18.64 | - | - | |
| 11013xxx99xxxx | 下部尿路疾患 手術なし 手術・処置等２ なし | - | - | 9.75 | - | - | |
循環器内科は主に心不全増悪や心臓手術、狭心症術後のリハビリで入院等行っていますが他､肺炎等の加療も行っています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
消化器外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 13 | 13.77 | 4.86 | 0.00 | 74.77 | |
| 060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 11 | 8.45 | 7.74 | 0.00 | 68.73 | |
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２ なし | 11 | 29.82 | 20.51 | 18.18 | 83.36 | |
| 030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | - | - | 4.94 | - | - | |
消化器疾患を中心に担当しています。高齢の誤嚥性肺炎等、特に専門的治療を必要としない疾患については、
病院全体で対応するようにしているため外科とは無縁な肺炎・尿路感染等、多様な症例が存在します。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
病院全体で対応するようにしているため外科とは無縁な肺炎・尿路感染等、多様な症例が存在します。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
糖尿病内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２ なし | 16 | 39.63 | 20.51 | 25.00 | 85.38 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし | 11 | 27.82 | 13.00 | 9.09 | 86.64 | |
| 0400800499x00x | 肺炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし | - | - | 18.64 | - | - | |
| 10007xxxxxx0xx | ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術なし 手術・処置等２ なし | - | - | 11.26 | - | - | |
糖尿病患者さんは外来通院が主となっております。入院に関しては、一般的な内科疾患による誤嚥性肺炎をはじめとする患者さんが中心となっているため、
治療内容によっては、多種多様な症例が存在します。また、他科（整形外科・消化器外科など）にて入院中の糖尿病既往がある患者さんが多く、
血糖管理などのフォローしています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
治療内容によっては、多種多様な症例が存在します。また、他科（整形外科・消化器外科など）にて入院中の糖尿病既往がある患者さんが多く、
血糖管理などのフォローしています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
| 大腸癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
| 乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
| 肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
当院では大腸癌の症例が最も多く、病期分類上Stage不明も散見されます。
理由としては、当院で取り扱う癌症例は、高齢の患者さんが多く、癌に対する積極的な検査若しくは治療を希望しない患者さんが多いため、
病理診断レベルでの確定診断がされていない症例が反映しています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
理由としては、当院で取り扱う癌症例は、高齢の患者さんが多く、癌に対する積極的な検査若しくは治療を希望しない患者さんが多いため、
病理診断レベルでの確定診断がされていない症例が反映しています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
| 患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | - | - | - |
| 中等症 | 16 | 23.06 | 80.81 |
| 重症 | - | - | - |
| 超重症 | - | - | - |
| 不明 | - | - | - |
患者数が最も多いのは中等度の患者さんとなっています。全体的な平均年齢をみると昨年度は70歳代でしたが、
今年度は80歳代の高齢者が多くなっております。中等症の患者さんの平均日数が短いのは、
近隣の療養型病院や施設から紹介された患者さんで、早期治療にて軽快し元の療養型病院や施設へ転院されているためです。
ご家族の要望をお聞きし、地域の医療機関、施設とスムーズな連携を図っています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
今年度は80歳代の高齢者が多くなっております。中等症の患者さんの平均日数が短いのは、
近隣の療養型病院や施設から紹介された患者さんで、早期治療にて軽快し元の療養型病院や施設へ転院されているためです。
ご家族の要望をお聞きし、地域の医療機関、施設とスムーズな連携を図っています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 15 | 88.13 | 81.4 | 7.55 |
| その他 | 38 | 85.00 | 77.74 | 16.98 |
当院では回復期リハビリテーション病棟を有しており、他院から急性期治療を終えた脳梗塞の患者様に対して発症前と同じ
生活が送れるようにリハビリテーションを行っています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
生活が送れるようにリハビリテーションを行っています。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K6335 | ヘルニア手術（鼠径ヘルニア） | 14 | 4.00 | 8.29 | 0.00 | 74.64 | |
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満） | - | - | - | - | - | |
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） | - | - | - | - | - | |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - | |
| K714 | 腸閉塞症手術（腸管癒着症手術） | - | - | - | - | - |
消化器外科では、計画的に手術が施行されており、術前日数は全体的に1.93日と早い段階で手術が行われています。
また術後経過も良く早期の自宅退院となっています。
※「－」.･･･11未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
また術後経過も良く早期の自宅退院となっています。
※「－」.･･･11未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術（大腿） | 84 | 1.86 | 62.86 | 22.62 | 89.45 | |
| K0811 | 人工骨頭挿入術（股） | 37 | 1.84 | 61.49 | 16.22 | 84.43 | |
| K0731 | 関節内骨折観血的手術（股） | 26 | 0.65 | 64.65 | 11.54 | 81.38 | |
| K0462 | 骨折観血的手術（前腕） | 16 | 1.44 | 29.50 | 12.50 | 76.31 | |
| K0484 | 骨内異物（挿入物を含む。）除去術（鎖骨） | - | - | - | - | - |
整形外科では、大部分が股関節・大腿骨の骨折によるものが最も多く、平均年齢は８０歳代と高齢者の傾向があります。
また、当院で骨折術後の抜釘目的（整形外科で入れたボルトを抜くこと）にて再入院されるため、件数も多くなっています。
術後に在宅や施設に戻るためのリハビリが必要な場合には回復期･包括ケアに移りリハビリテーションを続けながら退院支援・調整を行っています。
※「－」.･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
また、当院で骨折術後の抜釘目的（整形外科で入れたボルトを抜くこと）にて再入院されるため、件数も多くなっています。
術後に在宅や施設に戻るためのリハビリが必要な場合には回復期･包括ケアに移りリハビリテーションを続けながら退院支援・調整を行っています。
※「－」.･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
その他（ＤＩＣ、敗血症、
その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - |
この指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべき症例数と発生率です。
「同一」はその病気の治療目的で入院し主にその病気の治療を行ったということです。
「異なる」は別の病気の治療目的で入院し、併発や入院後発症した病気の治療を主に行ったということです。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
「同一」はその病気の治療目的で入院し主にその病気の治療を行ったということです。
「異なる」は別の病気の治療目的で入院し、併発や入院後発症した病気の治療を主に行ったということです。
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。
更新履歴
- 令和03年9月29日
- 令和2年度 宇城総合病院 病院指標を掲載
※「－」･･･10未満になる場合、個人が特定されないように全て「－」で公表。